軟水器コツ
 
 
下記のブルーの項目をクリックすると、このページの後ろのほうに記載されている「CHECK POINT:軟水器を購入するときのチェック項目」や「TECNIQUE:軟水器を使いこなすコツ」または「外部リンク」に移動します。
 

軟水質問ページ

 
01 軟水器、ご自宅にぴったりのサイズと性能は?
 
02 軟水器はどのぐらいの量の軟水を作れるの?
 
03 軟水器の取り付け方法は?
 
04 軟水で洗うと、いつまでもヌルヌル。石鹸はきちんと落ちているの?
 
05 軟水ではオリーブ100%の石鹸を使わないほうがいい。なぜ?
 
06 軟水で洗うと、髪がサラサラ。これは髪にカルシウムがつかないため?
 
07 軟水器にどんなシャワーヘッドをつければいいの?
 
08 軟水器を洗濯機に接続できるの?
 
09 軟水でつかう洗濯石けんは?
 
10 飲料用軟水器 (ホワイトソフナー) で最良の水を作るには?
 
11 軟水住宅、理想ですよね!
 
12 軟水器と逆浸透膜を使った浄水器の違いは?
 
13 軟水器で作る軟水はナトリウムが増えるというけど、大丈夫?
 
14 軟水器、なぜ出版社が売っているの?
 

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軟水・軟水器についてもっと知りたい方は迷わずここへ

 
Soft Water Club 朝日新聞でも紹介された日本でただ一人の軟水専門家・上関久美子さんのサイト。ご自宅の水道水の硬度も調べられます。軟水や軟水器でわからないことがあったら、迷わず相談してみてください。
三浦工業 日本の軟水器のリーディング・カンパニー三浦工業さんのサイト。大学や研究機関などと共同で、軟水をさまざまな角度から研究、データーを公表しています。三浦工業の軟水器は、快適軟水生活でもお買い求めいただけます。ご希望の方はご連絡ください。
水道水質データベース 全国の水道事業者等が行なった水質検査結果が掲載されています。ご自宅の硬度を調べることができます。調べ方は上関久美子さんのサイト Soft Water Club に載っています。

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軟水器体験ブログ:快適軟水生活の軟水器を実際に使っている方のブログ

 
emi-z shop (えみーず しょっぷ ) shop という名前ですが、お店ではありません。肌が弱いお子さんをお持ちのおかあさんです。
おかみの小部屋 ハウスクリーニング会社 ウォシュテック のおかみさんのブログ。石鹸の作り方や掃除の方法など、軟水に関する知識が豊富です。
田舎でのんびり育児中 台所にホワイトソフナーを取り付けたぷちマダムさん。経過を報告してくれています。
軟水器のお試し&ハッピーな午後 三浦工業の「美肌っ子のお試し」をしたひさごさん。三浦工業は軟水の泡立て実験をやってくれるのですね。
優雅に生きたい 軟水風呂に感動してくれた たかやなぎ歯科医院・院長先生のブログ。グルメページは垂涎ものです。
圧力釜で気持ちいい暮らし 圧力釜を使ったお料理を紹介しているビオラママさんのブログです。これを読むと、軟水器だけじゃなく圧力釜にもはまちゃいそう。
熊本市白藤のとある工務店・だいすけさんのブログ 一級建築士のだいすけさん。宅建の資格も持っている勉強家です。展示会で軟太郎と出会って軟水に感激、そして……。
ひよっこメイク:asamiな毎日 メイクの本を出していて、人気blogランキングメイク・コスメ部門5位!(4月5日現在) の メイクアップアーティストasamiさんのブログ。使用後1か月半、ラボで測定したところ、ほほや目元の水分値や弾力がアップしていたとメルマガ (発行部数15,804部!) でご報告くださいました。
在宅主婦 生活のたのしみ 在宅でお仕事をなさっているサエコさんのサイトです。テープ起こしというちょっと知的な仕事をなさっています。自動でお湯はりをストップする装置なども紹介しています。軟水関連の記事はサイトの下のほうにあります。

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購入チェックポイント

快適軟水生活には「どの軟水器を購入したらよいかわからない」という問い合わせが多くよせられます。そこで、快適軟水生活の軟水器だけでなく、他社の製品も含めて軟水器を購入するときの目安となるチェックポイントをUPしました。



軟水器購入

 
軟水器を購入する際のチェックポイントは4つあります (下記のチェック項目をクリックしてください)。
 
  イオン交換樹脂量
  流水量
  再生方法
  軟水器の性能と価格
 
以下に上記の4つのチェックポイントと「その他の注意点」(手元ストップ機能との接続、全自動洗濯機との接続など) について詳しく書きましたので参考にしてください。
 
軟水用イオン交換樹脂
 
チェックポイントのなかでも「イオン交換樹脂量」がもっとも重要です。
お風呂で2人以上のご家族で使う場合、最低でも4リットル以上の樹脂が入っていないと、すぐに再生しなければなりません。バスタブにお湯を張って入浴する習慣のない国の軟水器には、お風呂用のものでもイオン交換樹脂が少ないものがあるので、注意が必要です。
ちなみに、イオン交換樹脂が4リットル入っているソフナー・ディ・アクア ベーシックSを使用中のスタッフ──ひとり暮らしで、追い焚きができないので毎日バスタブにお湯を入れる──の場合、夏でも10日に1回程度の再生が必要とのこと。ふたりで使ったら1週間に1回、3人で使ったら3〜4日に一度は再生することになります。冬になって、水道水の硬度が高くなると、再生回数はさらに増えます。ご家族でお使いになるなら、樹脂量が多めの軟水器を選ぶ必要があります。
ただし、軟水器はどのタイプのものでも、軟水器のなかに溜まっている水がすべて出切らないと、お湯がでてきません。つまり、樹脂が10L以上入っているような大型のものは再生回数は減りますが、使うたびにでる捨て水の量が多くなるということです。4人家族以上で、どうしても大型でなければ無理というご家庭以外は、樹脂量6L程度の中型のものが経済的でしょう。
軟水器を購入するときは、使用目的と使用する人数を基準に選んでください。以下に、おおよその目安を表にしました。

イオン交換樹脂量
 

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軟水器の流水量
 

流水量とは軟水器から1分間にでてくる軟水の量です。お風呂でシャワーに使う場合、最低でも1分間で8リットルぐらいは軟水がでないと使いにくいので、注意が必要です。
一般的に、樹脂が入っている本体 (タンク) が細くなればなるほど、流水量は少なくなります。お風呂用軟水器に、ずんぐりむっくりしたかたちのものが多いのは、そのためです。細目のタンクを使用して作られている軟水器のなかには、低水圧用のシャワーヘッドを使っても水の勢いが強まらないものもあります。
また、軟水器は、製品によって、1分間に何リットルまでの水を軟水にできるかが異なっています。軟水器を購入する場合は、1分間に何リットルの軟水が作れるかを確認しましょう。たとえば、1分間に10リットルとされている軟水器に、1分間で15リットルの水を流し込むと、硬度が除去しきれず、でてくる水が完全な軟水にはならないということが起こります。
ちなみに、快適軟水生活のお風呂用軟水器は、「ソフナー・ディ・アクア」も「バスソフナー」も、1分間に10リットル、または14リットルまでの流水量ならば軟水になります。
以下に使用目的に合った流水量と、快適軟水生活が販売している軟水器の流水量を表にしましたので、参考にしてください。


流水量
 

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軟水器の再生
 

イオン交換樹脂の再生は、濃度10%程度の塩水を1分間に約166ミリリットルの流水量でイオン交換樹脂1リットルにつき2リットル以上流すのが、もっとも再生効率がよいとされています。
もっと簡単な再生方法を提唱しているメーカーもあって、それらの方法でもとりあえずの再生は可能ですが、「硬度0の状態をできるだけ長く維持する・再生までのサイクルをできるだけ長くする・イオン交換樹脂をできるだけ長持ちさせる」の3点を考えると、この流水量での再生が最も適していると言えます。
手動再生の軟水器には「塩を直接投入するタイプ」と「塩水を作ってそれを流し込むタイプ」があります。再生は最低でも月に2〜3回は行なうことになるので、塩を直接投入するタイプのほうがお薦めです。
また、再生のときに使用する塩水の排出方法にも2つのタイプがあります。「シャワーヘッドから流しだす方法」と「専用の排出口(流水量を調節した穴)から流しだす方法」です。前者の「シャワーヘッドから流しだす方法」の場合、蛇口のコックで流水量を調節しなければならないため、再生にもっとも適した流水量「1分間に約166ミリリットル」を保つのはむずかしいと思われます。その結果、再生しても、すぐに軟水でなくなる、ということもありますので、十分注意が必要です。
イオン交換樹脂の再生ついて、さらに詳しくしりたい場合は「軟水器 (イオン交換樹脂) の再生と使用期間」ををご覧ください。

 

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軟水器の性能と価格
 

軟水器は、イオン交換樹脂の再生方法によって「手動再生の機種」と「自動再生の機種」にわけることができます。以下にその分類を記しましたので参考になさってください。
水を扱っている業者には、残念ながら、うさんくさい業者が多いのが現状です。科学的な根拠のない水に、法外な値段をつけて売っているところも少なからずあるし、安全や衛生がおざなりになっている商品も少なくありません。快適軟水生活の「ソフナー・ディ・アクアベーシックM」4万4100円と同じタイプの軟水器を30万円もの価格で訪問販売している業者もいるようです。耳障りのよい宣伝文句に踊らされることなく、正当な価格で、安心・安全な商品を購入してください。当然ですが、取付を業者さんに頼むと、2〜3万円程度は上乗せになります。(以下は快適軟水生活で調べたかぎりでの情報です)


 
軟水器価格
 
 

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軟水器購入


一時ストップシャワー

快適軟水生活では「完全止水型の手元ストップ機能付きシャワーヘッド」の使用は原則としてお断りしています。これは、軟水器の問題ではなく、軟水器をとりつける混合栓=シャワーホースをとりつける部分 (シャワーエルボ) に問題があるからです。 現在、多くのご家庭で使用されている混合栓 (シャワーエルボ) は、完全止水型の手元ストップ機能を使うと破損する可能性があります。完全止水型の手元ストップ機能を使う場合は、それに対応している水栓を使用する必要があるのです (この機能がついている水栓ならば、手元ストップ機能も安心してお使いいただけます)。

 
塩素除去

硬度だけでなく、塩素も、肌を荒らす大きな要因。お風呂で使う水から塩素も取り除くのがベストでしょう。塩素が含まれている水を通すと、軟水器のなかのイオン交換樹脂も傷みやすくなります。それならば、軟水器の手前で塩素を取ってしまえばいいと思われるかもしれませんが、最大の問題は、塩素を取ると水が腐りやすくなることです。
軟水器のなかには、いつも水が入っています。2、3日お風呂に入らない、軟水器を使わない、ということは、そんなに珍しいことではありません。そのあいだ、軟水器のなかには水が入りっぱなし。夏場などはとくに心配です。
軟水の出口に塩素除去フィルターが設置されたタイプ (塩素除去のシャワーヘッドがこのタイプ) なら、軟水器のなかに塩素を含まない水がたまることはありませんが、塩素を含まない水が軟水器のなかにたまる構造の軟水器は、そこからの腐敗が全体におよぶ可能性があるので、十分な注意が必要です。
さらに、塩素除去フィルターは、再生ができないので、イオン交換樹脂にくらべてはるかに交換頻度が高くなります。お風呂で使うとなると、1か月に1回は交換が必要。軟水器に塩素除去機能を付けると、それだけメンテナンスに手間がかかるということです。めんどうで、ついついフィルター交換がおろそかになり、塩素がとりきれない水を使っているという方が多いのではないでしょうか。
スキンケアは毎日のことですから、とにかく手間がかからないのがなにより。塩素のせいでイオン交換樹脂が傷みやすくなると言っても、それほど極端に傷むということはありませんし、それよりも、水が腐敗して肌に悪い影響を与えたり、イオン交換樹脂が使えなくなるリスクのほうが大きいでしょう。
軟水器で硬度と一緒に塩素も取れたら、たしかに便利。けれども、上のようなことを考えて、径書房では塩素はシャワーヘッドで取ることをおすすめします。

 
ビタシャワー

市販されているシャワーヘッドのなかには、ビタミンCを加えて「水を軟水化する」とうたっている商品があります。これは、ビタミンCが水のなかの硬度成分と結合するため、石鹸カスがいくらかできにくくなることを指して「軟水化する」と言っているので、もちろん、軟水になることはありません。
軟水器を使えば、もちろん「水を軟水化する」シャワーヘッドを使う必要はありません。塩素などが取れる、普通のシャワーヘッドをお使いになれば十分でしょう。
 
軟水器と塩素除去タイプのシャワーヘッド。これが水質はもちろん、手間を考えても、最高の組みあわせだと思います。

 
洗濯機との接続

快適軟水生活では「全自動洗濯機と軟水器の接続」を原則としてお断りしています。全自動洗濯機は止水・吐水を自動で行ないますが、そのさい急激に水の流れをせき止めるため、水道管に大きな衝撃を与え、ウォーターハンマーという現象を引き起こすことがあります。ウォーターハンマーが起きると、水栓や配管が破損するだけでなく、近隣にまで影響をおよぼす騒音の発生、給湯器のセンサーの故障などが生じ、最悪の場合は大規模な漏水が起きて大きな被害になる可能性があります。
全自動洗濯機を接続している水栓 (蛇口) に、ウォーターハンマーを防止する装置 (逆止弁) などがついているお宅なら、軟水器の接続も可能ですが、そのような装置がついていない場合は、接続をなさらないでください。
全自動洗濯機がすでに接続されている水栓なら軟水器をつけても問題ない、としている軟水器販売サイトもありますが、弊社で実験を行なったところ、軟水器をつけたことにより、それまで問題がなかった水栓でウォーターハンマーが発生しました。また、三浦工業の軟水器「美肌っ子」はもちろん、日立の軟水器「まるみず君」も、全自動洗濯機との接続は不可としています。やはり安全に疑問が残るからです。
これらのことを鑑み、ウォーターハンマーを防止する装置がついていない場合、全自動洗濯機に軟水器を接続するのは安全とは言えない、と弊社は考えております。洗濯に軟水を使うと、粉石けんを使用してもすばらしい洗い上がりなので本当に残念ですが、安全に疑問が残る以上、やはりどうしてもお薦めはできません。
快適軟水生活では、日曜大工レベルで安全に軟水器と洗濯機をつなぐ方法を引き続き検討していくつもりですので、良い方法が見つかるまでは、多少ご不便でも、安全を第一にお考えくださいますよう、お願い申し上げます。
ちなみに、日立の「まるみず君」サイトにある使用法で洗濯に軟水を使っても、1回目のすすぎで水道水を使うとかなりの石けんカスがでるため、軟水の効果はあまり期待できません。まるみず君は、大手メーカーの商品という安心感はあるのでが、イオン交換樹脂量が少ないため (1回の再生でできる軟水は約200Lでお風呂1回分弱)、洗濯やお風呂に使用すると再生回数が多くなってしまいます。もうすこしイオン交換樹脂が多い軟水器を作ってくれるとうれしいのですが……。

 

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軟水器TOPページ

 

水道水を軟水にするウォーターソフナー。
ちょっとしたコツさえつかめばイオン交換樹脂の再生も、より簡単に、上手にでできるようになります。
また、軟水を使うときは、いっしょに使う石鹸がものすごく大事。軟水を使うと、水道水では感じられなかった石鹸の特徴がはっきり現れるからです。水道水を使っていると、硬度の高い地域の方はどうしても保湿系の石鹸を使いがち。だけど、保湿系の石鹸が肌に大きな負担を与えている場合もあるのです。
そのようなことを踏まえて、以下のページでは「イオン交換樹脂再生のコツ」「石鹸の選び方」「手作り石鹸情報」などについてお伝えしていこうと思います。少しずつ情報を増やしていきますので、どうぞ楽しみにしていてくださいね。
(下記のブルーの文字をクリックすると該当項目に移動します)


 1. 軟水器についてもっと知りたい!
          軟水器はどのぐらいの量の軟水をつくれるの?(2005.12.27 UP)
          イオン交換樹脂を再生したときのナトリウム含有量について(2007.05.11 UP)
          軟水器と逆浸透膜を使った浄水器の違いは?(2002.02.08 UP)
 2. ホワイトソフナーで最高の水をつくろう
          ホワイトソフナーに市販の浄水器をつける方法(2006.02.06 UP)
 3. 石鹸のこと
          毛穴と軟水(2006.02.07 UP)
          手作り石鹸のちょっと高度な情報(2006.03.17 UP)
 4. 軟水でお洗濯
          軟水で使う洗濯石鹸(2006.03.14 UP)
          泡立ち実験(2006.05.05 UP)

 

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軟水器


軟水の量
 

軟水器に入っているイオン交換樹脂は、多ければ多いほど多くの軟水を作ることができます。
軟水器の販売会社のなかには「3〜4リットルの樹脂量で5,000リットルの軟水を作ることができる」としているところもありますが、硬度10ppmまでを軟水とした場合、3〜4リットルの樹脂量で、これほど多くの軟水を作ることはむずかしいでしょう。お風呂で使用した場合、硬度10ppmを超えると、多くの方が「これは軟水ではない」と感じます。イオン交換樹脂の種類によって多少の差はありますが、よほどの好条件下でないと樹脂3〜4リットルで5,000リットルの軟水を作るのは不可能だと思います 。


書籍「Soft Water Book」の著者・上関久美子さんによると、通常、イオン交換樹脂によって作れる軟水の量は以下のようになります。以下の数値は硬度5ppmまでを軟水とした場合です。

 
  イオン交換樹脂1リットルにつき
   硬度50ppm→1000リットル
   硬度100ppm→500リットル
   硬度168ppm→300リットル
 
ただし、シャワーなどお湯を通して使用する場合は、イオン交換樹脂が劣化しやすいので、上記の数字の25%減としたほうが確実です。
つまり、お風呂で使用する場合、イオン交換樹脂1リットルにつき軟水を作れる量は
 
   硬度50ppm→750リットル
   硬度100ppm→375リットル
   硬度168ppm→225リットル
 
程度となります。
たとえば「ソフナー・ディ・アクア ベーシック S」の場合、イオン交換樹脂量は4リットルですから、硬度50ppmのとき、軟水にできる量は
 
  4リットル×750リットル=3,000リットル
 
となります。ふつうのバスタブには約200リットルの水が入りますから、バスタブ約15杯分の軟水ができる計算になります。
この量ですと、毎日お風呂にはいった場合、シャワーの使用水量によって異なりますが、1〜2週間に1回程度、再生が必要になります。再生は、慣れればそれほど大変な作業ではありませんが、それでも毎週、再生をするのはやはり面倒です。捨て水のことも考慮に入れて、家族人数にあったイオン交換樹脂量のものを選ぶようにしてください。
 
補足01 軟水にできる量は「残留塩素濃度」などによっても変わってきます。上記の数値は概算とお考えください。
補足02 WHO (世界保険機構) では「硬度0〜60ppm」までを軟水と定義していますが、硬度60ppmですと、石鹸を使った場合、石鹸成分の約30%が石鹸カスになります。
補足03 家庭用軟水器の場合、「何ppmまでを軟水と表示する」という定義が決められていません。ですから、販売会社が「硬度何ppmまでを軟水とする」と表記していないかぎり、軟水にできる量はあまりあてになりません。軟水にできる量を比較するときは、その点に十分注意してください。ちなみに快適軟水生活では10ppmまでを軟水と定義しています。
 

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ナトリウム含有量
 

軟水器を通した軟水は、もともとの水道水よりもナトリウムが増えます。塩分の摂取をひかえなければならない方が飲用する際は注意が必要です。日本では、水質基準により、水道水のナトリウム含有量の上限は200mg/Lと決められています。イオン交換樹脂の再生によるナトリウム含有量の増加は以下の計算式で求められます。

 
(水道水の硬度÷2)+水道水のナトリウム含有量=軟水のナトリウム含有量
 
お住まいの地域の硬度やナトリウム含有量は、日本水道協会の「水道水質データベース」で調べることができます。ご使用になっている水がどの浄水場からきているのかを確認しておいてください。水道局に聞けば教えてくれます。
快適軟水生活では「Soft Water Book」の著者・上関さんにお願いして、供給されている水道水を軟水器に通した場合、ナトリウムが水道法の基準値である200mg/Lを超えてしまう地域があるかどうかを調べてもらいました。
上関さんの調査によると、日本で2カ所だけ、軟水器に通すと、ナトリウムが基準値の200mg/Lを超えてしまう地域がありました。この地域の方は、軟水器を通した水を飲料用としては使わないほうがいいでしょう。詳しくは、上関さんのサイトをご覧ください。
 

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逆浸透膜RO
 

軟水器は軟水を作る装置。カルシウムとマグネシウム (=硬度成分) を取り除きます。
逆浸透膜 (Reverse Osmosis Membrane) の浄水器は、純水を作る装置。硬度成分に加えて不純物や化学物質も取り除きます。
と聞くと、軟水器より逆浸透膜浄水器のほうが良いように思えますよね。
でも、逆浸透膜浄水器には大きな問題があります。それは、処理水量がとても少ないことです。機種にもよりますが、2〜3時間で約10L程度の量しか処理できないものもあります。処理能力がもう少し高い機種でも、お風呂や洗濯などで使うことはむずかしいでしょう。
さらに問題は、逆浸透膜浄水器だと、大量の「捨て水」がでること。逆浸透膜浄水器は、取り込んだ水の半分以下 (25%程度という説もあります) が純水になり、残りの水は「捨て水」になってしまうのです。加えて、逆浸透膜浄水器はとっても高価。
ということで、逆浸透膜浄水器をご自宅でお使いになるなら、飲料用限定での使用をお薦めします。純水に近い水でよりコストが低いのは「軟水器」と「普通の浄水器」の組みあわせ。この組みあわせが、いまのところ飲料用としては、もっとも現実的ではないでしょうか。
お風呂では、軟水器と塩素などを取り除くシャワーヘッドの組みあわせをお薦めします。
純水と軟水の違いをより詳しく知りたい方は、上関久美子さんのサイト「軟水、浄水の違いってなに?」をお読みください。

 

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石鹸


オリーブ石鹸
 
石鹸01

毛穴に悩んでいる人、いますごく増えていませんか? キレイ系雑誌でも、たびたび特集が組まれています。なぜかくも毛穴がクローズアップされるようになったのか。なぜ、これほど多くの人が毛穴で悩んでいるのか。
ずばり言って、それは肌の保湿ケアと関係があります。
自分は乾燥肌だと思いこんで、毎日せっせと保湿石鹸、保湿化粧品を使っている人。あなたの毛穴は広がりつつあります。
なーんて、脅かしすぎですね。ごめんなさい。
 
でも、これはまんざら嘘ではないのです。自分は乾燥肌だと思っている人が好んで使う石鹸には、たいていの場合、オリーブオイルがたくさん使われています。高級石鹸になると、マカダミアナッツオイルも使われていますね。オリーブオイルにはオレイン酸が、マカダミアナッツオイルにはパルミトレイン酸が多く含まれているのですが、この二つの脂肪酸は「不飽和脂肪酸」と呼ばれ、人間の皮脂にもたくさん含まれているものです。だからこそ「乾燥肌→皮脂不足→皮脂成分補給」ということで、オリーブオイルやマカダミアナッツオイルが、もてはやされるようになったのでしょう。
 
けれども、不飽和脂肪酸 (オレイン酸・パルミトレイン酸) は過剰になると、毛穴の広がり、キメの乱れ、ニキビ、テカリの原因にもなるのです。このことはほとんど知られていませんが、研究ではすでにはっきりしていること。つまり、いまこれだけ毛穴が問題になっているのは、不飽和脂肪酸が過剰になっている人が増えているということです。
 
化粧を落とすオイルクレンジング、保湿を第一に考えた皮脂を取りすぎない石鹸、洗顔後につける保湿系のオイル。どれにも不飽和脂肪酸 (オレイン酸とパルミトレイン酸) がたっぷり。しかも皮脂を取りすぎないようにしているので、皮脂のなかの不飽和脂肪酸も残っている。これだけ肌のうえに不飽和脂肪酸があれば、当然、毛穴は開く! 毛穴が広がれば、当然、肌のキメも粗くなります。
 
なんで、こんなことになってしまったのか。それは「自分は乾燥肌だ!」と思いこんでいる人が多いからです。顔を洗うとつっぱる。皮膚がカサカサする。化粧水をつけてもしっとり感がない──。だから乾燥肌? ちょっと待ってください。あなたの肌は、すでにオイル過剰になっているのではありませんか?
 
私たちは自分の肌のことを知らなすぎます。かく言う私も、ずーっと自分は乾燥肌だと思いこんでいたのです (化粧品売り場で測定してもらったとき乾燥していると言われたし)。だから、お風呂ではオリーブオイル100%の無添加石鹸を使い、お風呂から出たら保湿用のオイルをたっぷり。それで乾燥を抑えているつもりだったのです。でも、そういう生活を続けているうちに、どんどん毛穴が目立つようになってきたのです。もう年だから皮膚がたるんできて毛穴が目立つようになったんだ、仕方がないと思いつつ、鏡を見ては悲しい気持ちになっていました。
 
軟水を使い始め、乾燥がおさまってからも、私はそれまでの習慣を守って保湿力の強い石鹸を使っていました。自分は乾燥肌と思いこんでいたので、水道水を使っていたころと同じ保湿系の石鹸を使い続けていたのです。ところがある日、友だちのために作ったさっぱり系の石鹸を試して、びっくり。ぜんぜん肌がつっぱらないのです! えええええっーーーーー! どういうこと! 私って、乾燥肌じゃなかったの!?
それ以降、私は、保湿系の石鹸を使わず、普通肌用の石鹸を使うようになりました。髪もさっぱり洗い上がるし、肌の調子もなんとなくいいように思えたからです。
 
というような体験があったために、私は毛穴について調べました。そして行き着いたのが、上で述べた「毛穴と不飽和脂肪酸の関係」だったのです。そうか、そうだったのか。目から鱗。……だけど、しばらくして、猛然と腹が立ってきた。なんなの? 化粧品業界って! 広告費ばかりにお金をかけて、こういう大事なことはほとんど伝えてない!
 
軟水に出会わなければ、そして保湿系の石鹸を使い続けていたら、私はいまでもせっせと毛穴を広げていたでしょう。軟水を使って、つっぱり感がなくなってきたら、それまで使っていた石鹸がほんとうに自分の肌に合っているか、ぜひ疑ってみてください。乾燥肌と思いこんで、せっせと保湿に励んでいる人は、とくに要注意です。


 
【参考資料】
「毛穴の目立ちに対する不飽和脂肪酸の関与とその抑制剤」FRAGRANCE JOURNAL 2004-3
 http://www.pola.co.jp/company/home/back/2003/15r06.html
 
石鹸情報
 

手作り石鹸の脂肪酸組成比較を、掲示板にアップしました。石鹸に含まれる脂肪酸、それぞれの特徴も上げておきました。手作り石鹸派には必見です。

 

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軟水 洗濯



洗濯石鹸
 
洗濯石鹸

無添加の洗濯用粉石鹸を使って失敗した経験はありませんか?
いやな匂いがしたり、黄ばんでしまったり、ごわごわしてしまったり、洗濯機のなかが黒カビだらけになってしまったり……。
水道水で無添加石鹸を使うのはほんとうに大変です。でも、できるだけいい石鹸を選んで、軟水で洗えば、なんの苦労もありません。洗濯物も合成洗剤よりもふわふわに仕上がります。もちろん、汚れ落ちもよく、いやな匂いもしません。
わたしがおすすめするのは「ナチュラルハウス」の洗濯用粉石鹸。この石鹸と軟水で洗濯すると、おどろくほど洗濯物がやわらかく仕上がります。合成洗剤で洗うとゴワゴワしてしまうタオルも、ほんとうにふっくらとやわらかく仕上がるのです。でも、この石鹸は値段がとても高い。
生薬化粧水で有名な Self Care Clinic のしんちゃんのお薦めは、渋谷油脂の洗濯用純石けん (ちなみに渋谷油脂のスキンローション ヒアルロン酸や石鹸シャンプーも@cosmeでかなりの人気です)。私は残念ながらまだ使っていないのですが、とにかく他のメーカーの洗濯用石鹸より、よく溶け、洗濯機にそのまま投入しても3分後にちゃんと溶けているとのこと。使っている方がいらしたら、掲示板で、ぜひ使い心地をお知らせください。 ほかにも、いい匂いで (あるいは無臭で)、溶けやすく、お値段も手頃な洗濯用無添加石鹸があったら、どうぞご紹介くださいね。


泡立ち実験
 

水道水 (硬度60ppm) と、軟水 (硬度0ppm) で、石鹸の溶け具合をくらべてみました。
同じ分量の粉石鹸 (無添加) を入れて、同じ回数、ボトルを振って泡立ちをみるという、ごくごくシンプルな実験です。
 
洗濯石鹸 右が水道水、左が軟水です。くらべてみると、一目瞭然ですね。
軟水に入れた粉石鹸は、すべて洗浄力を持った泡になっています。
でも、水道水に入れた粉石鹸は、水のなかの硬度成分 (カルシウムやマグネシウム) と結合して泡立ちません。白くにごっています。水道水の場合、水のなかの硬度成分がすべて石鹸成分とくっついて、もうくっつく硬度成分がないという状態にならないと泡立たないのです。つまり、水道水のなかのにごりは、すべて石鹸カスということです。
 
ちなみに硬度60ppmというのは、日本の平均硬度 (50ppm) とほとんど変わらない硬度。たとえば東京では、冬に硬度が110ppmにもなりますから、さらに石鹸は溶けにくくなります。
 
水道水で洗濯をするということは、石鹸カスが混ざった水で洗濯物を洗っているということなのです。やっぱり洗濯は軟水にかぎる……と思いませんか?

 

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軟水器を見る



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